ルート化の手順 / フォントのリプレース
Nexus S/Galaxy Nexus のroot化手順
Galaxy Nexus 、NexusS Andorid 2.3.1 (GRH78)におけるroot化手順です。種々の方法がありますが、カスタムROMっぽくないこの手順がもっとも、汚れないやり方だと思います。root化には、アンロックが必要で、root化後、カスタムROMの導入も可能となります。SDKも不要です。
- (はじめに)Nexus S / Galaxy Nexus をネットワークに接続して、(OTA)アップデートしてください。アップデートの確認は、設定=>端末情報=>システムアップデートです。
- 端末をシャットダウンします。そして、バッテリー蓋をあけ、バッテリも一旦外し、装着しなおします。
- fastbootモードで起動します。FastBootモードの起動方法は、Nexus Sは、ボリューム大キーを押しながら・Galaxy
Nexusは、ボリューム大&小キーを押しながら電源キーを押して、電源を投入すればOKです。投入時にGoogleのロゴがでたら、失敗です。もう一度、電源を落とし、やりおなしてください。コツは、ボリュームキーを先におしながら、電源をいれることです。
- Fastbootが起動したら、USBで母艦に接続してください。初めてのfastbootなら、
下記のように、?に「Android 1.0」と表示され、Nexus S
/Galaxy Nexusのfastbootドライバのインストールができなかった場合、以下の手順で、ドライバを導入してください。
- SDKを導入している場合は、SDK ディレクトリ android-sdks\extras\google\usb_driverを確認してください。ない場合は、SDKマネージャーを起動して、「PackagesのExtras」のGoogle
USB Driver package、または、「Available packages」のThird party Add-ons のGoogle IncのGoogle USB Driverを選んで、Install Selectedをクリックし、Acceptしてください。
- SDKを導入していない場合、
http://developer.android.com/sdk/win-usb.html からUSB
Driver for Windows, Revision 4 (December 2010)ドライバを入手できます。億劫な場合は、ここからgoogle-usb_driver ドライバをダウンロードして、どこぞに展開します。
- デバイスマネージャーを開き、!のついているAndroid 1.0を右クリックし、「ドライバーソフトウェアの更新」をクリックします。コンピューターを参照してドライバソフトウェアを検索しますを選択します。
- つぎに、「コンピューター上のデバイスドライバ一覧から選択します」を選択します。
- すべてのデバイスを表示を選択し、次へクリックし、「ディスクの使用」をクリックします。
- さきほど展開した(展開された)ディレクトリを指定します。android-sdks\extras\google\usb_driverや
C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk-windows\google-usb_driver等です。
ドライバのみを入手した場合は、展開したフォルダを指定します。
- そして、「Android Bootloader Interface」を選択します。警告が表示されますが、無視して「はい」をクリックします。
おまけ:Android OS起動中にデバッグツール(ADB)を使いたい場合は、Andorid上で、USBデバッグモード(設定->アプリケーション->開発)をONにして、デバイスマネージャーの「?」に表示されるデバイスに対し、同様のテクで、「ADB Interface」ドライバーを入れます。なお、通常、SDKを入れて入れば、自動的にドライバが導入され、このような作業は不要です。
- 一旦Nexus の電源を落とし、再度 Fastbootを起動して、母艦と接続してください。
- 利用端末によって、手順がことなります。
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Galaxy Nexus
*アンロック実施時に、端末が初期化され、データが消去されます* |
Nexus S |
1 |
Superboot r3の入手
http://www.filesonic.com/file/4047388074
か、ミラーはここ。 |
GRH78用の、root化キットであるsuperbootをダウンロードします。 詳しくは、こちら。バイナリミラーは、こちら。 |
2 |
アンロックを実施します。
Superboot r3を展開して、コマンドプロンプト(cmd.exe)やPowershellを起動して、r3を展開したディレクトリに移動し、
fastboot-windows oem unlock
を実行します。
Galaxy Nexusの画面に「アンロックの警告」(保証が無効になるなど)が表示され、あなたが承諾できるのであれば、ボリュームキーで、YES(Agree)を選択し、アンロックします。
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superbootを展開して、install-superboot-windows.bat(windowsの人:MAC/LINUXもあります。) を実行します。 実行すると、自動的にroot化用イメージにて、Nexus Sがブートします。この時点で、root化されます。ブートしないときは、何かがおかしいです。 |
3 |
アンロックが完了したら、再度、fastbootを起動し、母艦側で、コマンドプロンプト(cmd.exe)やPowershellを起動して、r3を展開したディレクトリに移動し、
install-superboot-windows.bat
を実行します。 |
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- busyboxの導入(必要に応じて)
busyboxは、スマートフォンのシェル上で、cpなどのコマンド機能を拡張するアプリです。シェルではなく、root
explorer(マーケットアプリ、有料)などを使う場合は不要でしょう。導入する場合は、 Marketから、busyboxを検索して、インストールしてください。インストール後、Menuに、Busybox installerが現れますから、実行します。SuperUserアプリから、root権限を求められたら、承諾してください。
- Rom Managerの導入(必要に応じて)
Google Playから,Rom Manager(無料版で問題ありません)を入れておくとアップデートが楽になりますので,インストールをおすすめします.
以上の状態で、root化が完了です。
フォントのリプレース
Android 4.0 では、手順が、3通りあります。何れの手法においても、unlockする必要があります。
- /system/etc/system_fonts.xml を書き換える方法
/system/fonts/に フォントファイル(.ttf)を配置して、
system_fonts.xmlの最後にある </familyset>と</family>の間に、
<family>
<fileset>
<file>フ配置したフォントのファイル名.ttf</file>
</fileset>
</family>
- /system/etc/fallback_fonts.xmlを書き換える方法
/system/fonts/に フォントファイル(.ttf)を配置して、
.xml中のDroidSansFallback.ttfを上記の配置したフォント名で書き換える。
- vendor を使う方法、root化は、不要だが、unlockが必要
[注意]配置したフォントファイルのパーミッションやオーナーを、他の/system/fonts/内にある、ttfファイルと同一にしてください。
適用には、再起動が必要です。また、設定を誤った場合、起動できなくなり(起動アニメーションから先にすすまなくなります。)、リカバリー等が必要なります。
Amazon MP3をインストール
ここから、Amazon.MP3 を入手して、
adb push .\Amazon_MP3_2.0.15.apk /system/app/
もちろん、 /system rw マウントしておく必要があるためadb shell して、rootして、
root@android:/ # mount -o remount,rw -t yaffs2 /dev/block/mtdblock0 /system
が必要。もしくは、root explorer アプリなどを使う。 言語を English(UK/US等) にすれば、Amazon MP3を起動できます。
Appbrainというアプリをgoogle Playからインストールして,AppBrain上から,Amazon
MP3を検索して,インストール.ただし,「お使いの国ではインストールできません.」と表示される場合があります.
4.0.4へのアップデート
詳しくは,こちらへ