BSDユーザーの視点で,手間をかけずに安定し,セキュアなサーバを運用するコツをまとめます.(一部は,BSDとかぶりますがきにするでない.)
まず,デバイスが接続されているのかどうかを確認します.そのためには,pciユーティリティをインストールしておきます.
yum install pciutils
PCIバスに繋がった機器のベンダーコード:デバイスコード(8086はIntelですし,14c1は,Myricomですね.)が見えます.これらにより,正しく「乗っかっている」かどうかがわかります.認識されるかどうかは,module(ドライバ)の問題です.
% lspci -n
00:1f.3 0c05: 8086:3a30
00:1f.5 0101: 8086:3a26
04:00.0 0604: 111d:806a (rev 02)
05:02.0 0604: 111d:806a (rev 02)
05:04.0 0604: 111d:806a (rev 02)
06:00.0 0200: 14c1:0008 (rev 01)
07:00.0 0200: 14c1:0008 (rev 01)
08:00.0 0200: 8086:10c9 (rev 01)
08:00.1 0200: 8086:10c9 (rev 01)
09:00.0 0200: 8086:10c9 (rev 01)
09:00.1 0200: 8086:10c9 (rev 01)
0a:01.0 0300: 102b:0532 (rev 0a)
詳しくなにがぶら下がっているかどうかを観るときは, lspci -vvv とします.-vの数で,詳しさがことなります.-vvvxとすれば,デバイス頭のHEX ダンプまでとれますので,デバッグ開発の手助けになるかもしれません.
%lspci -vvv
00:00.0 Host bridge: Intel Corporation 5520 I/O Hub to ESI Port (rev 22)
Subsystem: Super Micro Computer Inc Device 060c
Control: I/O- Mem- BusMaster- SpecCycle- MemWINV- VGASnoop- ParErr- Stepping- SERR- FastB2B- DisINTx-
Status: Cap+ 66MHz- UDF- FastB2B- ParErr- DEVSEL=fast >TAbort- <TAbort- <MAbort- >SERR- <PERR- INTx-
Capabilities: [60] MSI: Enable- Count=1/2 Maskable+ 64bit-
Address: 00000000 Data: 0000
(略)
別の視点からは, less /proc/ioports のように,認識されている各デバイスのポートから確認するという方法もあります.