VAIO TYPE Pについてのまとめ。
TYPE Pってなんですか?
わたしも、1/8まで知りませんでした。ということで、下記のリンクをクリックしてみてください。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0109/mobile438.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0108/ces04.htm
要するに、600グラム程度で、封筒サイズで、Atomベースの小型ノートブック(いわゆるネットブック規格に準拠していません)です。
黙って注文
のまえに、注意必要です。まとめると、以下の通り、
- 量販店モデルなどで使用されているAtom 1.33GHz物は、おそいので、Z540 1.86GHz、これは譲れない。
- SSD装着時につかうZIF-SATA変換ケーブルは、後で入手できないので、SSD化を狙っているならSSDを選ぶ
- バッテリは、シルバー・黒の二色なので、すてきなカラーを選んでもバッテリーは、シルバーか黒。
- キーピッチを確保するなら英語キーボード
- 出っ張りはたいしたことないので、大容量バッテリだよね。
- ということで、実は、12-16万円クラスのPCになってしまう。
- あとはよしなに。
要するに、CPUです。EeePCを使えばわかりますが、Atomは処理能力がやっぱりひくい。ブラウジングも場合によってはつらい。ということで、CPUは超重要。なので、気合いを入れると、お値段はそれなりにするので、ネットブックの価格じゃない。
なやましい。
さわった感想
早速、量販店モデル(ATOM1.33)+HDDをさわってきました。感想を以下にまとめます。
- キーボードは、いい感じです。
- スティックは、トラックポイントに比べればかなり堅い感じで、あまりよろしくない。端的にいれば、ThinkPad 535くらいの感じ。いまのトラックポイントに比べれば使いにくいです。X61t>タッチパッド>Pといった感じです。また、解像度が高い故に細かなトラックポイント操作が要求されるのに対して、その性能は不十分といった感じです。
- バッテリLは、写真で見る以上に出っ張る感じです。
- 電源は、10.5Vで最近のVAIO電源はつかえないです。Lバッテリで、ACは持ち歩かない。
- CPUが遅い。エクスペリエンススコアで、足をひっぱってるのが、CPU。スコアは、2.7です。ビジネスグラフィック 5.1 3Dが2.9。ディスクが4.7なので、CPUかなりのボトルネック。
- CPUが遅いこととスティックが重いが重なって、他社のネットブック(ATOM 1.6GHzと2GBメモリ、Vista)と比較しても、重い操作感。
- クロスバーを起動すると、重い。(なめらかに動かない)
- 起動時間は、60秒くらいですが、MCAFEEなどいろいろ怪しいプログラムが起動するので、安定するまで、5分くらいかかった。
- かるい。色は、赤、緑がいいかんじですね。
- GPS+FOMAモデル(カスタムもふくめて)は、まだ販売されない。
ということで、弱点もありますが、いい機種だとおもいます。法人オーダーメードモデルで、Atom Z560 1.86HGzとアプリインストールなし、これは譲れないとおもいました。
おまけ
- 量販店でさわっている人の反応をみると、「ポケットに入らないよこの大きさ」といった趣旨の発言をされているかた多数。広告の打ち方で勘違い多数。カバンに入れればわかる。このすごさ。
- 電源切れるのに時間がかかるからって、「電源強制断」しているひと多数。店員さんに話を伺っていると、チェックディスクがかかりまくって、もうボロボロだそうだ。エゴで強制切断なんて、あり得ないな、一種のモラルハザードだよ。
- AC電源アダプタが鬼価格、14800円ってどうよ。ThinkPad用の 40Y7699なんて、アマゾンで、4000円以下で販売されてまっせ。